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暮らす楽しさと喜び

以前にも書きましたが、人口が増加していいことばかりではありません。問題や課題もおきてきます。いくつかの例をあげてみます。

  • 人口増に伴い小学校の生徒が増加し、教室が足らなくなった。

  • 他の地区からの転入者が増え、以前から市橋地区に住む人達と転入者との間に地域に対する愛着度の違いや地域の住民間のコミュニケーション不足などが表面化した。

このような物理的な問題や地域の住民のコミュニケーション不足や地域に対する考え方の違いなどの課題が発生することで、地域を支える各種団体等の運営も難しくなりつつあります。


これからの市橋をどうしたらいいのか・・・

それには、市橋の街をどんな街にしたいのかを地域住民が真剣に考える必要があります。

「自分の住んでいる街が住みたい街だ。」と言えるようにするにはどうしたらいいのか・・・

 都市化が進む中、地域の本質は、お互いよく知らない人間同士のゆるやかな関連性にあるという都市論があります。

他人との関係を心地よく感じられるか、自分を高めてくれるような出会いや交流の機会があるのかなども街の魅力においては大事な要素になります。

それとともに、地域の住民が身体で経験し五感を通して「暮らしの楽しさ・心地よさ・喜び」を感じることができるかでうかだと思います。

 駅前などの再開発で「どこも同じ街化」している現状の中、合理的、機能的な街が「住みよい街」とも言えますが、それに「楽しい」「なんかいいよね」といえるような要素が加わるともっと「住みたい街」になると思います。

 結局は、自分の住んでいる街を面白く考えるかどうかは自分次第であり、そのためには自分で何ができるのかを考えることだと思います。


 地域の中で新しい出会いがあり、ゆるやかな人間同士のつながりがあり、その中で自分を高めながら「楽しさ・心地よさ・喜び」を感じられるような街であれば「この街に住んでよかった」と思えるのではないでしょうか。



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