家を建てる大工さんは、一人前になるためにそれなりの修行期間を要する。
その多くは、道具の使い方を習得する時間だ。
それも一つの道具だけではなく、のこぎり、カンナ、ノミなど数種類の道具を使いこなせるようになって初めて一人前と言われるようになる。
ホームページの制作においても同様だ。まずは道具選びから始まる。どのようなホームページが作りたいのかによって、使用するソフトやサービスを選択する。
それが決まれば概要を決め資料を揃えて制作にかかるわけだが、私のような素人が制作する場合には、使用する道具(ソフト・サービス)の使い方も同時に学ばなければならない。
作りながら、使い方を学んでいくので思いの外時間がかかるのが実情だ。
制作時間+道具の使い方を習得する時間=実際の制作時間
となる。
プロに頼む場合は、道具の使い方を学ぶ時間は必要ないのだが、その分が技術料として制作費に反映される。
会社のホームページなどは、掲載する項目が決まっているので、名刺代わりの簡単なホームページなら、テンプレートを使用すれば数日で完成させることができる。
しかし、今回の「まちづくり協議会」のようなホームページに、ある程度のオリジナリティーを持たせて制作しようとすると、該当するテンプレートは少なく、ほぼ一から作り始めることになるので時間がかかる。
ホームページが完成して終わりではなく、検索サイトで上位に表示されるようにSEO対策も必要になる。
それなりのデザインでオリジナリティー感もあるサイトを構築しようとすれば、それなりの技術と時間が必要で、それなりの費用も必要になるということだ。
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